友達と一緒にシェアハウスやルームシェアを検討している方は多いですが、住み始めてから「思っていたのと違う」と感じるケースも少なくありません。特にお金や生活習慣、プライバシーの問題は、親しい友人同士でも意外とトラブルにつながることがあります。
事前の準備やルール作りを怠ると、せっかくの友情が壊れてしまうこともあります。この記事では、友達とシェアハウスを選ぶ際の注意点やよくある失敗例、トラブルを防ぐためのポイントを分かりやすく解説していきます。
友達とシェアハウスはやめとけと言われる理由を徹底解説

友達とシェアハウスをすることは一見楽しそうですが、実際にはさまざまな問題が起こりやすいと言われています。ここでは、なぜ「やめとけ」と言われるのか、その理由を詳しくご紹介します。
金銭トラブルが発生しやすい
友人同士だからこそ、金銭面でのトラブルが起こりやすい点は大きなデメリットです。家賃や光熱費の分担が不明確だと、「今月まだ払ってもらっていない」「誰がどれだけ負担するのか」といった問題が出てきます。特に口約束だけで済ませてしまうと、金銭感覚の違いから不満が溜まりやすくなります。
また、共用で使う消耗品の購入費や、急な修繕費の負担など細かな出費も見落としがちです。こうした積み重ねが信頼関係を損ねてしまうこともあるため、金銭管理は慎重に行うべきポイントです。
家事や生活ルールで衝突しやすい
家事の分担や生活習慣の違いによる衝突は、友達同士のシェアハウスでよく見られる問題点です。「誰が掃除するか」「ゴミ出しはいつ誰がやるのか」など、日常的な家事の取り決めが曖昧だとトラブルの元になります。
また、深夜までテレビや音楽を楽しむ人と、早寝早起きを好む人が同居すると、生活リズムが合わず不満が生まれます。お互いの生活リズムや家事への取り組み方を事前に話し合っておくことが重要です。
プライバシーが確保しにくい
共同生活では、どうしてもプライバシーが確保しにくい状況が生まれやすくなります。個室があっても壁が薄かったり、共有スペースでの過ごし方で気を使うことが増えます。
また、訪問者や電話・オンライン会議など他人の生活音が気になる場合もあります。プライベートな空間と時間を守るためには、間取り選びやルール作りが大切です。
人間関係がこじれるリスクが高い
親しい友人といえども、共同生活の中で予想外のことで関係が悪化するケースも少なくありません。小さなイライラや誤解が重なると、気まずくなったり、最悪の場合は絶縁状態になることもあります。
感情的な衝突や、話し合いがうまくいかない場合は、お互いストレスを感じながら暮らすことになってしまいます。人間関係の悪化を防ぐためにも、トラブルが起きたときの対処法を事前に考えておくことが必要です。
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友達とシェアハウスでよくあるトラブルとその対策

実際に友達とシェアハウスを始めた際、どのようなトラブルが起こりやすいのでしょうか。よくあるケースと、その対策方法について紹介します。
家賃や光熱費の分担でもめるケース
家賃や光熱費の分担については、金額や支払い方法を明確にしておかないとトラブルにつながりやすいです。たとえば、「今月は私が払っておくから、来月まとめて」「食費は都度計算しよう」など曖昧なルールに頼ると、後々面倒な状況になることがあります。
対策としては、下記のようなポイントを守ると安心です。
- 支払い方法と期限を決める
- 家賃や光熱費を均等または使用量に応じて分担する
- 家計簿アプリなどで管理する
こうした方法で、後から「言った・言わない」の争いを未然に防ぐことができます。
生活リズムや価値観の違いによるストレス
性格や生活リズムの違いは、共同生活でのストレスの原因となります。夜遅くまで起きている人と早起きの人が一緒に暮らすと、どうしてもどちらかが我慢を強いられる場面が出てきます。
価値観の違いもトラブルを招きやすいポイントです。たとえば、掃除や片付けに対する意識、節電・節水の考え方、友人の招き入れ方などにズレがあると、日々のストレスとなります。互いの生活スタイルや大切にしていることを入居前に確認し、合意点を見つけておくことが大切です。
共有スペースの使い方が原因の摩擦
リビングやキッチン、バスルームなどの共有スペースの使い方は、シェア生活で最も摩擦が起こりやすいポイントです。私物を放置したままにしたり、長時間占領したりすると、不満が溜まりやすくなります。
対策としては、以下のようなルール作りが有効です。
- 共有スペースでの私物管理は各自責任を持つ
- 使用後はすぐに片付ける
- 利用時間や順番をあらかじめ決めておく
このように、事前にルールを話し合い、書面化しておくことがトラブルを減らすコツです。
退去時の手続きや責任問題
退去時には、敷金の精算や備品の処分、契約解除手続きなどでトラブルが発生しやすいです。たとえば、一人だけが急に退去した場合、残された人の負担が増えてしまうことがあります。
円満に解決するためには、「退去時のルール」を事前に決めておくことが欠かせません。退去希望は何カ月前までに申告するか、費用はどう分担するかなど、具体的な取り決めをしておきましょう。
友達とシェアハウスを成功させるために必要なポイント

友達とのシェアハウスをうまく続けるには、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。成功につながるポイントを紹介します。
事前にルールや約束事をしっかり決める
トラブルを防ぐには最初にしっかりルールを決めておくことが大切です。家賃や光熱費の分担方法、家事の割り振り、共有スペースの使い方など、具体的に決めておくことで、不満や誤解を防ぐことができます。
例えば、次のような項目について話し合い、紙にまとめておくと安心です。
- 家賃・光熱費の振込先と支払い期日
- 掃除やゴミ出しの担当
- 来客対応のルール
こうすることで、曖昧さをなくし、後からのトラブルを避けやすくなります。
それぞれの個室を確保した間取りを選ぶ
プライバシーの確保は快適な共同生活に欠かせません。できるだけ全員が個室を持てる間取りを選ぶことで、お互いの生活リズムや趣味も尊重しやすくなります。
1LDKや2DKのような部屋割りだと、リビングが寝室を兼ねる場合もあり、プライバシーが守りにくくなります。各自の個室があることで、疲れたときに一人でリラックスできる空間が生まれ、適度な距離感を保てます。
価値観や生活観が近い相手を選ぶ
シェア相手の価値観や生活観が自分と近いかどうかは、共同生活を長く続ける上で大きなポイントとなります。掃除や整理整頓、家事への取り組み方、生活リズムなどを事前にしっかり確認し合いましょう。
また、お互いに譲れないポイントや苦手なことも率直に伝えることが大切です。無理に合わせようとせず、自然体で過ごせる関係を築くことが、ストレスの少ない暮らしにつながります。
定期的な話し合いで不満を解消する
どれだけ準備をしても、実際に生活が始まると細かい不満や課題が見つかるものです。定期的に話し合いの場を設け、お互いに感じていることや困りごとを率直に共有すると、問題が大きくなる前に解決できます。
月に一度のミーティングや、LINEグループなどで気軽に意見を出し合う仕組みを作るとよいでしょう。こまめなコミュニケーションが、良好な関係維持の鍵になります。
シェアハウスとルームシェアの違いと選び方

シェアハウスとルームシェアは似ているようで、実は仕組みや雰囲気が異なります。それぞれの特徴や選び方を知り、自分に合った住まいを選びましょう。
シェアハウスとルームシェアの基本的な違い
シェアハウスは、複数の入居者が共用のキッチンやリビングを使いながら、個室で生活するスタイルが一般的です。一方、ルームシェアは友人や知人と一緒にアパートやマンションの一室を借りて暮らします。物件オーナーや管理会社が運営するか、住人同士で管理するかの違いも特徴です。
下記の表で簡単にまとめます。
シェアハウス | ルームシェア | |
---|---|---|
管理 | 管理会社やオーナーが運営 | 住人同士で管理 |
個室 | あり(多い) | なし~あり |
契約 | 各自 or 一括 | 一括が多い |
どちらが自分に向いているか見極めるコツ
自分にどちらの住まい方が向いているか判断するには、生活スタイルや性格を踏まえて考えることが大切です。たとえば、広い交友関係を築きたい人や、個室を重視したい人はシェアハウスが向いています。
一方、気心の知れた友人とじっくり過ごしたい場合や、住まいのルールを柔軟に決めたい方はルームシェアが合うでしょう。自分の重視するポイントに合わせて選択することが大切です。
初期費用や家賃の違い
シェアハウスは敷金・礼金が不要な場合が多く、家具や家電も備え付けられていることが一般的です。そのため、初期費用を抑えやすいメリットがあります。一方、ルームシェアは普通の賃貸契約になるため、敷金・礼金・保証人などが必要になる場合が多いです。
また、家賃もシェアハウスの方が共益費込みで分かりやすい料金設定となっていることが多く、予算を立てやすい点が特徴です。
年齢やライフスタイルによる選択ポイント
シェアハウスはさまざまな年齢層が集まりやすく、交流イベントが活発な物件も多いです。20代から30代の社会人や学生に人気があります。ルームシェアは、友人や家族同士で静かに暮らしたい方、規則や他人との交流が少ない方が好む傾向です。
自分のライフステージや望む生活スタイルに合わせて、最適な住まい方を選ぶと快適な生活が実現しやすくなります。
友達とシェアハウスを検討する際に押さえておきたい注意点
シェアハウスを始める前に知っておきたい、失敗しないための注意点をまとめました。これらを意識して準備することが大切です。
契約時は全員で内見や説明を受ける
契約前の内見や管理会社からの説明は、必ず入居予定者全員で受けることが大切です。一人だけが内見し、後から「イメージと違う」「聞いていないことがある」といった不満が出るケースが少なくありません。
全員で現地を確認し、設備や周辺環境、契約内容をしっかり理解した上で判断しましょう。気になる点や疑問はその場で質問し、後でトラブルにならないようにしておくことがポイントです。
契約者や責任範囲を明確にしておく
賃貸契約では、契約者と連帯保証人、責任の範囲を明確にしておく必要があります。誰が契約者となるのか、万が一トラブルが起きた場合はどうするのか、話し合って書面に残しておくことが重要です。
支払いの遅れや物件の損傷など、責任問題が発生した際に「誰が対応するか」を曖昧にすると、後から大きな揉め事になりかねません。
入居前にシェア経験者の体験談を調べる
実際にシェア経験のある人の体験談を調べてみることで、リアルなメリットやデメリットを知ることができます。ネットの口コミやブログ、動画などを参考にすることで、知らなかった注意点や現実的な課題も把握できます。
特に、自分たちと似たようなケースの体験談は非常に参考になります。失敗例や成功例を知っておくことで、事前に対策を立てやすくなります。
解消方法や退去時のルールを事前に決める
どんなに仲の良い友人同士でも、事情が変わり途中で解消が必要になる場合があります。その際、解消の手順や退去時の費用分担、荷物の整理方法など、ルールを事前に決めておくことがトラブルの回避につながります。
たとえば、「退去は1カ月前に申告」「共用備品はどのように分けるか」など、細かな点まで話し合っておくと安心です。
まとめ:友達とシェアハウスは慎重な準備と相性が成功のカギ
友達同士でシェアハウスを始める場合、メリットだけでなくリスクやトラブルもよく考える必要があります。金銭面や生活ルール、プライバシーなど、ささいなことが大きな問題に発展することもあるため、事前の準備と相性の確認が欠かせません。
無理のないルール作りや定期的な話し合いを重ね、お互いの価値観や生活観をすり合わせていくことが、円満な共同生活への第一歩です。シェアハウスを成功させるためには、慎重な計画と信頼関係が大切だといえるでしょう。
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